2020-08-20 HAIXUNPRESS
ニューヨーク-- レギュラトリー・データコープ(RDC)が、顧客確認(KYC)システムのベンダーを分析したセレントの新しいレポートで評価されました。ムーディーズが1月に買収したRDCは、KYCシステムの2020年xCelent Customer Base(顧客基盤優秀賞)を受賞しました。
RDCの同賞 の受賞に貢献した要因として、同社のシステムを利用しているライブユーザーの数、顧客基盤の地理的な広がりと業種が挙げられます。
RDCは、先見的な技術と独自の包括的なリスク関連のデータセットを融合させることにより、クラス最高水準の顧客スクリーニング・ソリューションを提供しています。世界中の組織が、新規顧客のオンボーディングに際してKYCおよびマネーロンダリング防止(AML)コンプライアンス、賄賂・汚職防止デューデリジェンス、そしてベンダーリスクの評価と管理を目的に、RDCのソリューションを活用しています。
セレントのリスクおよびコンプライアンス部門責任者のニール・カタコフは、次のように述べています。「新規顧客のリスク状況ならびに既存顧客のリスク特性の変化を評価する能力は、AMLコンプライアンスに対するリスク・ベースのアプローチに欠くことのできないものです。この意味で、マネーロンダリング、テロ、組織犯罪から攻撃、詐欺、人身売買まで、50種類以上のリスク分野を網羅していることがRDCのソリューションの強みです。」
RDCのトム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「この度、セレントから認められたことを光栄に思います。当社のお客さまは、金融犯罪と日々戦うという共通の使命の下で当社の画期的なソリューションに信頼を寄せ、その恩恵を享受しています。今回、当社の顧客優先の姿勢が評価されたことを特にうれしく思います。これは、当社の顧客サービスの卓越性を示すものです。今回の受賞に明らかなとおり、当社はKYC分野のリーダーとして強固な基盤を築いています。」
ムーディーズ・アナリティックス内では、RDCのソリューションはビューロー・ヴァン・ダイクのソリューションにより補完されています。ビューロー・ヴァン・ダイクのOrbisは世界をリードする企業情報のデータベースであり、3億7500万社の非上場企業とその他の事業体に関する情報を収録しています。Orbisを搭載したCompliance Catalystプラットフォームは、KYC、AML、オンボーディング作業の合理化に貢献します。高いリスク特性を有する個人や組織に関する情報を提供するRDCのGRIDデータベースと組み合わせることにより、顧客の照合とスクリーニングのための強力なソリューションを提供します。
ムーディーズ・アナリティックスについて
ムーディーズ・アナリティックスは、お客さまの成長、効率性の向上、およびリスク管理を支援する金融情報と分析ツールを提供します。当社は、卓越したリスクに対する専門性と広範な情報資源、テクノロジーの革新的な応用を統合して、今日のビジネスリーダーが変化する市場に確信をもって対応できるようサポートします。業界をリードする当社のソリューションは市場で高く評価されており、リサーチ、データ、ソフトウェア、および専門サービスを組み合わせて、優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供することができます。当社は、その品質、クライアント・サービス、およびインテグリティに対するたゆまない取り組みを背景に、信頼できるパートナーとして世界中の数千の機関に選ばれています。
ムーディーズ・アナリティックスは、ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)の子会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2019年の売上高は48億米ドルで、世界に約1万1200人の従業員を擁し、40カ国で事業を運営しています。
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