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命の大切さ考える機会に 新宿の小中学生が「平和のポスター展」 区役所で20日まで

2024-08-15 HaiPress

子どもたちが描いた平和のポスター=新宿区役所で

子どもたちに平和や命の大切さを考えてもらおうと、東京都新宿区の小中学生による「平和のポスター展」が20日まで、区役所本庁舎で開かれている。

全ての国の核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現を願う「区平和都市宣言」に基づき、区は1987年度から毎年、区立学校の小学4年~中学3年生から「平和のポスター」を募集し、展示している。今年は本庁舎に最優秀賞6点、優秀賞23点、優良賞29点を展示。「つなげよう平和のバトン」といった標語とともに、ハトや折り鶴をモチーフにした作品を鑑賞できる。

7月末に区内で開かれた表彰式では、受賞した子どもたちから「世界中の人々が平和を意識しながら、共に生きていくことをイメージした」「平和に思いをはせて未来に平和を残していくことを表現した」といった声が聞かれた。針谷弘志教育長はどの作品も、「自分たちで平和を築こう」という思いが込められているとし、「多くの人が平和について考える機会となることを願う」と話した。

展示は平日午前8時半~午後5時。20日は正午まで。(中村真暁)


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