2024-09-03 HaiPress
東京都スポーツ文化事業団は、来年11月に都内で開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」で使用されるメダルのデザイン候補を三つに絞り、全国の小中高生からの投票で一つに決める。事業団のホームページで、来月14日まで投票を受け付けている。
デフリンピックのメダルのデザイン案=都提供
三つの候補は事業団とデザイン業者の協議で決まった。A案「ミライへの懸け橋」=写真(左)=は日本橋や桜の大輪で日本らしさを表現。B案「未来へ花咲くサクラ」=同(中)=はスター(メダリスト)誕生の願いを込め、星に見立てた五つの桜をくりぬく「穴加工」を施し、C案「みんなで羽ばたく」=同(右)=は選手の飛躍を祈り、大きな折り鶴が描かれている。
都の担当者は「投票を通じて大会を多くの子どもに知ってもらい、共生社会の実現につなげたい」と話した。大会は来年11月15~26日、70~80の国・地域から約6千人が参加する。(原田遼)
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