2026-04-30 HaiPress
〈ニュースあなた発〉
「この数日で突然、善福寺公園の池の水が減った。近くの外環道の工事の影響では」。東京都杉並区の女性読者(70)から本紙「ニュースあなた発」に連絡があった。外環道(東京外郭環状道路)のトンネル工事が原因なのか。取材を進めると、人と自然の共生を考えさせられるいきさつがあった。(中沢誠)
「前はもっと池の杭(くい)が水面に隠れていたんです。池の底も見えなかったし」
4月下旬、女性の案内を受けながら、水位が下がった区内の善福寺公園の「下(しも)の池」のほとりを歩いた。

水位が下がった善福寺公園の池。普段は杭の黒ずんだところまで水がある
女性は毎朝、園内を散歩している。異変に気づいたのは3日前。「自然豊かな公園なのに干上がったら大変」と不安に駆られた。
散歩仲間とも気にしているのは、東名高速道路と関越自動車道を地下トンネルで結ぶ外環道の工事との関係。トンネルは池の近くを通ることになっており、地中をシールドマシンが掘削すると聞いていたからだ。
6年前には調布市内で陥没事故が起きている。
工事の進捗(しんちょく)を公表しているサイトを確認したところ、公園を訪ねた日、ちょうどシールドマシンは池のすぐ東を掘進していた。
事業を担う東日本高速道路関東支社に工事との関係を尋ねると、広報担当者から次のような回答があった。「公園周辺の地下水位をモニタリングしているが、掘進に起因するような変動は確認されていない」

池を管理する善福寺公園サービスセンターに問い合わせて、謎が解けた...
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