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なぜサンロッカーズ渋谷は勝てなかったのか 最年長・山内盛久が「開幕5試合」で覚えた危機感

2026-06-25 HaiPress

〈ウォッチ・バスケBリーグ〉サンロッカーズ再建へ①=全3回

Bリーグ1部(B1)サンロッカーズ渋谷(SR渋谷)は今季、東地区8位に終わり、東京都渋谷区を本拠地として戦う最後のシーズンで、目標のチャンピオンシップ(CS)進出を果たせなかった。

強いはずなのに、なぜ…。多くのファンがそう感じただろう。リーグ屈指の戦力を有していたからだ。この疑問をチーム最年長の山内盛久(36)と編成を担う松岡亮太ゼネラルマネジャー(GM)にぶつけた。なぜ勝てなかったのか。2人へのインタビューを軸に3回に分けて振り返る。(渡辺陽太郎)

【お断り】山内選手は琉球ゴールデンキングスへの移籍が決まりました。取材は発表前の5月27日に行ったため、記事ではSR渋谷の選手として扱います。

◆「勝利後も反省することが大切なのに」

今季のSR渋谷は、日本代表ジョシュ・ホーキンソンやジャン・ローレンス・ハーパージュニア、元代表のベンドラメ礼生(れお)や田中大貴らが残留。弱点だった攻撃やリバウンドを強化するため、パリ五輪ブラジル代表のディディ・ロウザダや欧州で活躍したドンテ・グランタム、昨季リバウンド王のトーマス・ウェルシュらを獲得した。結果は勝率5割だった昨季を下回る25勝35敗。CS進出には16勝足りなかった。

開幕前の出陣式でおどけた表情を見せるSR渋谷の山内盛久(右から2人目)。復帰直後から積極的なコミュニケーションを図った=2025年8月31日、東京都渋谷区で(渡辺陽太郎撮影)

山内はコート外の役割も求められていた。低迷していた三遠ネオフェニックスが強豪になるまでの過程を経験。それを伝え、持ち前の明るさでチームの盛り上げ役になる。開幕前には「(監督が)自分を使わざるを得ないほどの力を見せ、出場時間を勝ち取りたい」と選手としての活躍も誓っていた。

記者昨季より22試合多い39試合に出場。成績も多くの項目で伸びた。出場時間を勝ち取った。

山内そういう感覚はない。自分としては負傷者の穴を埋めたという印象だ。

記者準備を怠っていては、穴埋めはこなせない。

山内やるべきことはやった。最低限、ミスなくこなせたとは思う。

チームはどうだったか。開幕節で4季ぶりの連勝。5試合で4勝1敗と好スタートを切った。速いテンポの攻撃やリバウンドの強さなど、昨季と違う姿だった。選手もファンも笑顔だった。しかし、山内は...

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