2025-11-26 HaiPress

死との距離を考える写真展「沈黙の塔」を開いている写真家の表萌々花さん=目黒区鷹番2で
写真家の表萌々花(おもてももか)さん(27)=東京都世田谷区=が、日本各地で撮影した「火葬場の煙突」の写真を並べた展示を目黒区内の書店で開いている。火葬炉の技術進歩などで高い煙突が減っていることを知り、各地に足を運んで、煙突のある風景を撮りためた。今回の写真展が「死と人の距離を測り直すきっかけになれば」と話す。(戎野文菜)
写真展のタイトルは「沈黙の塔Tower of Silence」。街や森、畑の中に、塔のようにそびえる煙突を、モノクロフィルムに収めた25点が並ぶ。現役の火葬場もあれば、もう使われていないものもある。

火葬場の煙突を写した表萌々花さんの作品(表さん提供)
初めての撮影は2022年5月、横浜市。「街の中に静かに1本、煙突が天に向かって立っているのが、きれいだった」。空に上る白い煙を見ながら「いいものだな...
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