2026-08-07 HaiPress
〈ミャンマーの声〉
5年前にクーデターが起きたミャンマーで避難生活をする学生たちと、日本の高校生たちが手紙で交流している。内戦が続くミャンマーの学生からの返信が先月、タイを経由して3カ月越しに日本に届いた。高校生たちは交流サイト(SNS)にはない手書きの温かみを感じながら、平和に学べるありがたさをかみしめていた。(北川成史)
7月28日、東京都世田谷区の佼成学園女子高校の教室に、グローバル人材を育てるコースで学ぶ2年生25人が集まった。

ミャンマーからの返信を読む佼成学園女子高校の生徒たち=東京都世田谷区で
同コースではクーデター後、ミャンマーの現状を当事者と共に考える授業を続けている。高校生らが1月、ミャンマー北東部シャン州の山中にある学校「チェリー・ミェー」の学生たちに送った手紙の返信が、この日届けられた。
「すごい!」。高校生の歓声が上がる。返信は英語だけでなく、日本語でも書かれていた。漫画「鬼滅の刃」の登場人物を描くなど、親しみがこもっていた。
続いて、SNSのビデオ通話で、チェリー・ミェーの学生たちと交流した。

ビデオ通話で交流する佼成学園女子高校の生徒とミャンマーの学生ら=東京都世田谷区で
宮坂友結(ゆむ)さん(16)らが代表して、ミャンマー語で自己紹介と感謝の言葉を読み上げた。チェリー・ミェーの学生たちがサプライズでSMAPの「世界に一つだけの花」を日本語で披露すると、高校生たちも声を合わせた。
チェリー・ミェーは5〜18歳の600人以上が親元を離れ、山中で学ぶ。シャン州では国軍と民主派勢力との戦闘が続き、集落にいると国軍の空爆の標的になる恐れがあるからだ。
交流の最後に宮坂さんは「つたないビルマ語も笑顔で聞いてくれて、生きるのが難しい状況でも手紙を用意してくれて、本当にうれしかった」と目をうるませながら謝意を伝えた。
チェリー・ミェーとの交流や手紙のやりとりは、在日ミャンマー人のウィンチョーさん(61)が間に立った。佼成学園女子高の生徒たちの手紙は、...
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