2024-08-10 HaiPress
東京都・八王子商工会議所や市でつくる「八王子市中心市街地活性化協議会」は、市内で江戸の風情を演出するプロジェクト「八王子桑都(そうと)千景」を始めた。
プロジェクトを発表する樫崎博会頭(左)=東京都八王子市の八王子商工会議所で
江戸時代から絹織物の集散地として栄えた「桑都」八王子の魅力を国内外の観光客に発信しようと企画。都の「江戸情緒あふれる景観創出事業」に応募し、先月採択された。補助金は1億円。
商業文化の象徴であるのれんを、老舗企業でつくる「八王子100年企業のれん会」の店先に装飾。黒塀が象徴的な複合施設「桑都テラス」のライトアップや伝統芸能の木遣、八王子車人形、八王子芸者の公演を企画している。
市商工会議所の樫崎博会頭は8日、市内で会見し、「八王子は歴史のある街。半年かけて江戸情緒ある街づくりを展開したい」と意気込んだ。
都の同事業には、他に大手町、丸の内、有楽町エリアの団体が選ばれた。(長竹祐子)
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