2026-07-24 HaiPress
東京都心のマンション高騰に一服感が出てきた。中東情勢が不安定化し住宅に不可欠なナフサ製品の調達などに影を落とす中、投機的な需要が減少したことが要因だ。それでも実際に住むために購入を考えている人にとっては、依然として高値の水準に変わりない。(鈴木太郎、市川千晴、白山泉)
「家賃が高く、子育てに良い物件がない。首都圏を出ようと思う」。さいたま市の賃貸マンションで、子ども3人を含め5人で暮らす30代の会社員女性はこぼす。

価格下落も高値が続く高層マンション=23日、東京都中央区で(木戸佑撮影)
4年前、夫が東京勤務の企業に転職したのを機に、地元関西から引っ越した。ただ、子育てに十分な広さがあるなど満足な物件は都心近くに見つからない。最近、友人が関西で一戸建てを購入。首都圏では2倍の費用がかかると分かり、「もうここに住みたくない」との思いを強くした。今は夫婦で転職して関西に戻る計画という。
新築マンションの高騰で需要が高まる中古市場。中東情勢の不安定化で、建設業界に資材高騰と供給不足が広がっていることも価格をさらに押し上げる。住宅リフォームを手がけるサークルテクノス(東京都杉並区)の田崎和人社長は「原油を原料とするナフサ由来の塩ビ管など目詰まりの解消は完全でなく、便器や空調まで資材の供給が遅れている。その上、あらゆる品目が年初から平均60%程度値...
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