2024-09-20 HaiPress
金メダルを獲得した小川仁士選手(左)と山崎泰大市長=武蔵村山市で
パリパラリンピックの車いすラグビーで、日本初の金メダルを獲得した東京都武蔵村山市の小川仁士選手(30)が19日、市役所を訪れ、山崎泰大市長らに報告した。
小川選手は18歳のとき、モトクロスのレース中に頸髄(けいずい)を損傷し、胸から下にまひが残り、車いすの生活となった。アグレッシブに動くことが好きな性格で、激しくぶつかり合える車いすラグビーをリハビリとして始めた。今大会では全試合で先発出場し、ディフェンスで活躍した。
小川選手は過去3大会で準決勝で敗れていることに触れ、「準決勝の壁を感じていたが、それを突破した勢いで優勝することができた」と語った。また、合宿で延長戦の練習に力を入れたといい、準決勝のオーストラリア戦で延長戦に突入したときに「勝てると確信した」と振り返った。(松島京太)
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